「日本民衆史に残る」色川大吉氏の書評!

3月25日、4月1日、全国各地の地元新聞に書評が載りました。評者は歴史家の色川大吉氏。

民衆史、自分史の大家でおられる色川先生にご高評賜り、ありがとうございました。以下に一部をご紹介します。

「本書は巨大地震、大津波原発事故に遭遇した71人の被災者が、直後に万感の思いをこめて記録したものだけに特別の価値をもつ・・未曾有の体験だけにその価値は日本民衆史に残るものである」
「また、いまだに解決のメドさえ立っていない福島原発の大事故について、19編の証言や訴え、告発などが胸を打つ。・・なんという悲しい訴えであろうか」
「高層マンションでの震度6の揺れの報告(編者金菱先生による:引用者注)は、首都直下型大地震が近いとささやかれている今、人々には見過ごせないだろう。・・市民ひとりひとりの心構えも問われている」
「私たちは日本という地震列島の上に住んでいるのである。そうであれば日常不断の覚悟を持つことが必要なのである」
「大地震と大津波で家を離れた20万人とも30万人ともいわれる避難民の人たちにも、この本に倣った被災の経験を書き残してほしいと思う」

掲載は岩手日報神戸新聞四国新聞ほか。4月中旬にかけて各地の新聞に掲載されます。ぜひご注目下さい!